讃岐うどん讃岐ポタVol3

仏生山駅は、大正15年1926に開業している。駅名は地名に由来するが、それは、寛文8年1668初代高松藩松平頼重菩提寺として法然寺を建てたことにより、古くから門前町として栄えている。写真駅構外から仏生山駅1番線ホームをみる

仏生山駅は、琴平線長尾線の車両を整備する仏生山検車区仏生山工場を併設している。構内では高松琴平電鉄の整備士が車両の点検に勤しんでいるが、一方では、車両をラッピングする人たちの姿がある写真。こうした作業を、鉄道ファンがボランティアとして担っている鉄道会社もあるようだが、高松琴平電鉄ではどうなのだろう。

仏生山工場は車庫も備えているので、別名、仏生山車両所とも呼ばれるらしい。志度線の車両は今橋駅に併設する工場で検査しているが、仏生山工場より規模が小さいため、台車など重要な検査が必要なときはトレーラーに積載されてここまで運ばれてくるのだという。写真仏生山工場の南工場と呼ばれるエリアに続くレールを写す

仏生山駅から高松築港駅行きの列車に乗車し、1駅前の片原町駅で下車する。今日の宿はこの駅の近くにあり、しばらく休んでから再びまちに出るつもりだ。片原町駅は、アーケードの商店街へと続き、昔ながらの魚屋や八百屋があり、懐かしい昭和の趣を残す。

魚屋のショーケースには、まこ煮やくじらの煮付など、信州ではみられない品が並ぶ。その奥にはてっぱいという耳馴染がない食材が並ぶが、調べてみると香川県の郷土料理なのだという。農繁期が終わると、ため池の水が抜かれるが、寒ぶなは臭みがなくて脂がのって酒のつまみに重宝されていたようだ。今は、こはだやさばを使うことが多い。

中井精也の鉄道写真は、車両や駅舎だけでなく、鉄道にまつわる人の生活が描かれる。いつもテレビを観ながら、こうした捉え方があるのだと感心させられることもしばしばだ。アーケードの片原町商店街を突っ切る高松琴平電鉄の車両も、その内のひとつで、私も真似て撮影してみる。

ホテルで休み、これから高松港へと向かうが、その途中で踏切りが鳴り出す。ちょうど弧を描く場所なので、いい雰囲気で写真が撮れるだろうとカメラを構える。しかし、列車の正面に光線は当たらず、鉄道写真としては、おそらく今一とされてしまうのかもしれない。

讃岐うどん讃岐ポタVol4に続く